城陽市の段ボールは事業系ごみ？回収・処分の方法と依頼先の選び方【法人向け】
段ボールは資源ごみ？それとも事業系一般廃棄物？
家庭から出る段ボールと事業所から出る段ボールの違い
段ボールは一般的に「資源ごみ」として認識されることが多いですが、その取り扱いは排出元によって異なります。ご家庭から出る段ボールは市の資源ごみとして回収されますが、事業所から排出される段ボールは「事業系一般廃棄物」となり、市では回収を行っていません。したがって、企業・店舗・事務所等から出る段ボールは、適切な方法で処理する必要があります。
「資源物」扱いされるための条件とは？
事業所から出る段ボールであっても、状態が良好で再利用が可能な場合は、「専ら物（もっぱらぶつ）」としてリサイクル業者による無料回収が可能なケースもあります。ただし、汚れ・濡れ・異物混入があると資源物として扱えず、廃棄物処理費用が発生する可能性があります。
事業系ごみの再生利用・減量にご協力ください
廃棄物の再生利用・減量にご協力をお願いします。
城陽市では、事業系ごみの適正処理とともに、資源物の再生利用やごみの減量化にもご協力をお願いしております。段ボールはリサイクル性の高い素材です。可能な限り再生利用へ回すことで、環境負荷の軽減に貢献できます。分別の徹底や状態保持（清潔・乾燥）が重要となります。
段ボールの排出方法と回収方法を確認しよう
たたむ／ひもで縛るなどの排出ルール
段ボールを回収業者に引き渡す際は、次のような排出ルールに従って準備してください。
- 中身を空にする
- 完全に折りたたむ
- 十字にひもでしっかりと縛る
- 汚れや水濡れがないようにする
無料で回収できる場合と費用がかかる場合の違い
「専ら物」として無料対応されるケース
段ボールが「専ら物」として扱われる条件に該当する場合、リサイクル業者が無料で回収することがあります。これは「売却価値のある資源物」であり、「運搬および処理を業者が自費で行える」状態であることが前提です。
一方、汚れていたり、食品残渣がついていたり、紙以外の素材が混入している場合は「廃棄物」として処理され、処分費用が発生します。
段ボールの処分を業者に依頼するには？
対応エリア・量・回収頻度で業者を選ぶ
処分業者を選定する際は、以下のポイントを確認しましょう。
- 城陽市での回収対応が可能か
- 排出量に応じた回収車両・処理体制が整っているか
- 毎日・週1回など、希望の回収頻度に対応しているか
見積依頼時に伝えるべき情報とは？
見積もりを依頼する際は、以下の情報を正確に伝えることが重要です。
- 段ボールの量（1回あたり、および月間目安）
- 排出場所の住所および建物の形態（路上回収可否など）
- 回収希望日や頻度
- 段ボールの状態（乾いているか、汚れがないか）
トラブルにならない委託方法（契約書・領収書など）
法人で廃棄物処理を委託する際には、「契約書の締結」および「マニフェスト（管理票）」の発行が求められる場合があります。また、費用発生時には領収書や請求書の発行を受け、経理処理の根拠としてください。
城陽市の段ボール・事業ごみに関する参考情報
城陽市の事業系ごみについて
城陽市では、事業活動に伴って発生するごみは市の回収対象外です。段ボールに限らず、可燃ごみ・不燃ごみ・資源ごみについても、すべて適正な業者に委託して処理を行っていただく必要があります。
段ボールの見積依頼は「ゴミカン」またはお問い合わせから
可燃ごみ・資源ごみの見積後、マイページ内「ゴミカン」で依頼可能
法人向けの段ボール処分や資源ごみの処理については、「ゴミカン」より見積依頼を行い、その後マイページ上から正式な依頼が可能です。
段ボール単独の処理希望は【お問い合わせフォーム】からも対応
段ボール単体での処分をご希望の方は、「お問い合わせフォーム」からも受付が可能です。
