段ボールは事業系ごみ?京都市での回収・処分の方法と依頼先の選び方【法人向け】
京都市内の法人・店舗で発生する段ボールの正しい扱い方、処分方法、適切な依頼先の選び方を詳しく解説します。

段ボールは資源ごみ?それとも事業系一般廃棄物?
家庭から出る段ボールと事業所から出る段ボールの違い
家庭から出る段ボールは「家庭ごみ(資源ごみ)」として回収されますが、京都市内の事業所から出る段ボールは「事業系ごみ」として扱われます。企業や店舗など、事業活動から発生する段ボールは、京都市の一般ごみ収集では回収されません。
「資源物」扱いされるための条件とは?
- 濡れていない、汚れていない
- ガムテープ・伝票・シールが剥がされている
- 他のごみと混在していない
- 平らにたたんで、ひもでまとめられている
京都市内で回収される段ボールでも、これらの条件を満たせば「資源物」としてリサイクルされる可能性があります。
京都市で段ボールを処分するときの注意点6つ
濡れたり汚れたりした段ボールは燃やすごみで出す
水濡れや油汚れのある段ボールはリサイクルできないため、京都市では事業系可燃ごみとしての処理が求められます。
処分する前に伝票や送り状は剥がしておく
京都市のリサイクルルールに則り、段ボールの送り状やテープは剥がして出しましょう。
不用品回収業者に依頼するときは許可業者であることを確認する
京都市の認可を受けた一般廃棄物収集運搬業者や、適正な再資源業者に依頼することが重要です。
汚れたり、濡れたりしないように保管する
段ボールは屋外で放置せず、京都市の基準に沿った適切な保管を行いましょう。
ピザの箱は可燃ごみ
京都市では、食品汚れのある段ボール(ピザ箱など)はリサイクル不可として可燃ごみに分類されます。
京都市での段ボールの排出方法と回収方法を確認しよう
たたむ/ひもで縛るなどの排出ルール
京都市内で段ボールを排出する際は、平らにたたんで紙ひもでしっかり束ねるのが基本です。
定期回収・臨時回収・自己搬入の違い
- 定期回収:京都市内の事業所に合わせた定期スケジュール
- 臨時回収:イベントや改装などで一時的に大量に出る場合に対応
- 自己搬入:京都市の指定施設や中間処理施設へ自ら搬入
保管・一時置き場の注意点(屋外放置NGなど)
京都市のごみルールに基づき、段ボールは風雨を避けた屋内保管が推奨されています。
無料で回収できる場合と費用がかかる場合の違い【京都市内事業者向け】
「専ら物」として無料対応されるケース
京都市のリサイクル業者の中には、状態の良い段ボールを「専ら物」として無料で回収するケースもあります。
有料処分となるケース(汚れ・混在・少量など)
京都市内でも、段ボールが汚れていたり他のごみと混在していたりする場合は、リサイクル対象外となり有料処理となることがあります。
京都市でダンボールを処分するときの費用
処分方法 | 費用 |
---|---|
コミュニティ回収 | 無料 |
資源ごみ | 無料 |
古紙回収業者 | 無料 |
市の施設 | 無料 |
移動式拠点回収 | 無料 |
民間業者への持ち込み | 無料(有料の場合もある) |
不用品回収業者 | 5,000円〜 |
京都市で段ボールの処分を業者に依頼するには?
対応エリア・量・回収頻度で業者を選ぶ
京都市内でも区によって対応可能な業者が異なるため、所在地と段ボールの量・頻度に合った業者を選びましょう。
見積依頼時に伝えるべき情報とは?
- 段ボールの目安の量(京都市内での通常排出量など)
- 京都市内の所在地・建物の構造
- 希望する回収日時・頻度
- 段ボール以外のごみの有無
トラブルにならない委託方法(契約書・領収書など)
京都市のガイドラインに従い、廃棄物処理委託契約書を交わし、領収書も発行してもらいましょう。
段ボールの見積依頼は「ゴミカン」またはお問い合わせから(京都市対応)
可燃ごみ・資源ごみの見積後、マイページ内「ゴミカン」で依頼可能
京都市の法人向け廃棄物サポート「ごみ.Kyoto」では、マイページ機能「ゴミカン」から段ボール回収の見積・依頼ができます。
段ボール単独の処理希望は【お問い合わせフォーム】からも対応
段ボールのみの処理を希望される場合は、以下の専用フォームより京都市の専門窓口へお問い合わせください。
https://gomi.kyoto.jp/contact/