京都市山科区の事業ごみの知識

京都市山科区の事業系ごみの捨て方

京都市山科区は、商業、小売業、住宅関連産業が中心の地域です。山科駅周辺には大型ショッピングモールや商店街が多く、地域の買い物ニーズを支えています。
また、住宅地として人気が高く、新築やリフォームを手がける企業が多く存在します。医療・福祉業も充実しており、地域住民の健康管理に貢献しています。さらに、観光業も盛んで、歴史的な名所が観光客を惹きつけています。これらの業種が地域経済を支え、バランスの取れた発展を遂げています。

京都市山科区の事業ごみの捨て方

京都市山科区では、飲食店や小売店、工場、事務所などの事業所から排出されるごみは、事業系一般廃棄物と産業廃棄物に分けられます。
どちらも原則的に事業系一般廃棄物は該当市町村の許認可を、産業廃棄物は該当都道府県の許認可を受けた業者へ収集運搬・処分を委託する必要があります。
もしくは、一般廃棄物は市町村が定めた処分場へ、産業廃棄物は処分可能な処分場へ自ら運搬することも可能です。
それぞれ各市町村・各都道府県の公式ホームページが許可業者を公表しているので、そちらの一覧から選ぶ、または委託しようとしている業者がちゃんと許可を得ているかを確認しましょう。（公式ホームページで公表されていない場合は、各行政にお問合せください。）
京都市山科区の一般廃棄物収集運搬業許可業者一覧（京都市-一般廃棄物収集運搬・処分業許可業者一覧）
京都府の産業廃棄物収集運搬業許可業者一覧（京都府-京都府産業廃棄物処理者名簿）

京都市山科区の事業所から出るごみのルールは次のように定められています。
　●事業系一般廃棄物
　・対象品目
　　リサイクルできない紙類（汚れのついた紙など）、厨芥類（食品の売れ残り、食べ残したもの、調理くずなど）、木くず（剪定枝など）、古布（不要になった衣類など）、新聞、段ボール、雑がみ（雑誌、OA用紙、シュレッダーくず、機密書類、メモ用紙、封筒など）
　　※リサイクルできるものは可能な限りリサイクルすることを推奨されています。
　　※製造業から出る食品残さや木くずなどは産業廃棄物にあたる場合がありますので、確認のうえ該当する場合は、産業廃棄物処理業者に依頼してください。
　・業者収集の燃やすごみは、透明袋を使用
　　袋の中のものが判別できる程度の透明で、90リットルまでの丈夫な袋を使用してください。
　　透明袋は無色透明又は白色透明に限ります。
　　有色袋や紙袋（米袋など）、ダンボール箱は使用できません。
●産業廃棄物
　・缶・ビン・ペットボトル、プラスチック類、金属類、ガラス陶磁器類、電池類、水銀使用製品（蛍光灯など）、家電リサイクル法対象製品（エアコン、テレビ、冷蔵（凍）庫、洗濯機、衣類乾燥機）、その他混合物など法で定められた20種類の廃棄物が対象です。
　※可能な限りリサイクルが推奨されているため分別しましょう。
参照：京都市「事業ごみとは」
参照：京都市「事業系廃棄物の正しい出し方」

京都市山科区の事業系一般廃棄物の相場

京都市山科区で事業系一般廃棄物の収集運搬処分を業者に委託した際の料金相場を見ていきます。
まず京都市山科区の事業所が事業系一般廃棄物を排出した際、行政が運営する処分場である「クリーンセンター」に運び込まれます。
「クリーンセンター」では、一回の搬入で100kgごとに1,000円必要です。
また、京都市の「ごみ搬入手数料」は令和7年4月1日から10kgごとに150円に改定されます。
そのため、改訂前の事業系一般廃棄物の収集運搬処分にかかる料金は、「100kgごとに1,000円の処分費+（運搬費+作業費）×収集頻度」の価格が相場となります。
当サイトでは簡易見積ツールがございますので、興味がある方はぜひお試しください。