京都市の廃棄物処理施設(家庭ごみ・事業ごみ比較付き)

京都市では、環境負荷の低減と資源循環の推進を目的として、家庭ごみや事業活動に伴って発生する廃棄物を適切に処理する体制が整えられています。 市内には焼却処理や資源化を行う「クリーンセンター」が設置されており、一定の条件を満たす場合には、市民や事業者がごみを直接持ち込むことも可能です。
この記事では、京都市のクリーンセンターの役割や、事業ごみを持ち込む際の手順、注意点、処理手数料の目安などについて解説します。 また、南部クリーンセンターに併設されている環境学習施設「さすてな京都」についても紹介します。
京都市のクリーンセンターの役割
京都市には、ごみの焼却処理や資源化を行う施設としてクリーンセンターが設置されています。これらの施設では、家庭ごみだけでなく、条件を満たした事業系一般廃棄物の処理も行われています。
クリーンセンターでは主に以下の役割を担っています。
- 可燃ごみの焼却処理
- 資源ごみの選別やリサイクル
- 廃棄物処理に関する環境対策
これらの処理を通じて、京都市はごみの減量化と資源循環型社会の実現を目指しています。
京都で事業ごみをクリーンセンターへ持ち込む方法
京都市内で発生した事業ごみ(事業系一般廃棄物)については、排出事業者が自らクリーンセンターへ搬入することが可能とされています。ただし、搬入には事前予約や分別など、いくつかのルールがあります。
持ち込みの基本手順
1. ごみを適切に分別する
搬入前に、ごみを種類ごとに分別しておくことが重要です。事業ごみの場合、リサイクル可能な資源物と可燃ごみなどを分けておくことで、スムーズに受付が進む場合があります。
2. 事前予約を行う
京都市では、ごみの持ち込みには事前予約が必要とされています。予約は専用サイトまたは電話で申し込みができます。
京都市では2023年10月1日以降、クリーンセンターへごみを持ち込む場合は事前予約が必須となっています。予約は原則として搬入前日までに行う必要があり、インターネットまたは電話で申し込みが可能です。予約をしていない場合、当日の搬入ができないことがありますので注意してください。
- 持込ごみ予約受付センター(固定電話)0120-100-959
- 携帯電話(定額制等)075-330-6081
- 携帯電話(その他)0570-000-604
予約なしで搬入した場合、受付できない場合がありますので、事前確認をおすすめします。
3. 必要情報を準備する
搬入手続きでは、以下のような情報の申告が求められる場合があります。
- 搬入者の氏名・住所・電話番号
- ごみの種類と発生場所
- 搬入車両の車種やナンバー
事業ごみ搬入時の注意点
運搬方法
ごみは排出事業者自身、または同一法人の従業員が搬入する必要があります。許可を受けていない回収業者による委託搬入は認められていない場合があります。
リチウムイオン電池の搬入について
スマートフォンやタブレットなどに使用されるリチウムイオン電池は、破損すると発火の恐れがあるため、クリーンセンターへの搬入ができません。処分方法については京都市の案内を確認してください。
事業ごみの処理手数料
京都市では、事業系一般廃棄物をクリーンセンターへ搬入する場合、重量に応じた処理手数料が必要とされています。
| 搬入量 | 手数料 |
|---|---|
| 100kg以下 | 1,500円 |
| 100kg超 | 1,500円+10kgごとに200円 |
※手数料は変更される場合があります。最新情報は京都市の公式案内をご確認ください。
京都市のクリーンセンター一覧
京都市内で持ち込みごみの受け入れが行われている主な施設は以下のとおりです。
| 施設名 | 電話番号 | 所在地 |
|---|---|---|
| 南部クリーンセンター | 075-611-5362 | 伏見区横大路八反田29 |
| 東北部クリーンセンター | 075-741-1003 | 左京区静市市原町1339 |
※北部クリーンセンターでは持込ごみの受入れは行われていません。
※クリーンセンターでは搬入予約の受付は行っていないため、予約は専用窓口で行う必要があります。
なお、設備点検や施設状況などにより、一時的に受入れ施設が変更される場合があります。搬入可能な施設や受入状況は変更されることがあるため、予約時または京都市の公式案内で最新情報を確認することをおすすめします。
クリーンセンターの受付時間
| 開庁日 | 受付時間 |
|---|---|
| 月曜日〜金曜日、第2・第4土曜日(祝日含む) | 9:00〜12:00 / 13:00〜16:30 |
受付時間や営業日は、年末年始や施設の点検などにより変更される場合があります。搬入前には京都市の公式案内で最新の受付状況を確認することをおすすめします。
環境学習施設「さすてな京都」について
南部クリーンセンターには、環境学習施設「さすてな京都」が併設されています。この施設では、ごみ処理の仕組みやリサイクルの重要性について学ぶことができます。
施設では、見学ツアーやワークショップなどが開催されることもあり、地域住民や子どもたちが環境問題について理解を深める場として利用されています。
利用する場合は、事前予約が必要になる場合があるため、詳細は公式案内をご確認ください。

引用:さすてな京都
最後に
廃棄物の適切な処理は、環境保護だけでなく、地域の清潔さや生活の質を保つためにも重要です。京都市のクリーンセンターを利用することで、効率的にゴミを処理でき、地域環境にも貢献できます。ゴミを持ち込む際には、手順や料金について事前に確認し、適切に対応しましょう。また、「さすてな京都」などの環境学習施設を訪れて、廃棄物処理の大切さを学び、より良い生活に役立てていきましょう。
家庭ごみと事業ごみの「持ち込み」の違い

京都市では、家庭から出るごみと、事業活動により排出されるごみ(事業ごみ)は、処理ルールが大きく異なります。とくに「ごみをクリーンセンターに自己搬入できるかどうか」には明確な区分があります。
■ 自己搬入の比較表
| 項目 | 家庭ごみ | 事業ごみ(事業系一般廃棄物) |
|---|---|---|
| 対象者 | 京都市内に居住する市民 | 京都市内で事業活動を行う事業者 |
| 持ち込めるごみ | 可燃ごみ・粗大ごみなど | 事業系一般廃棄物(紙くず・生ごみなど) |
| 搬入先 | 南部クリーンセンター | 東北部クリーンセンター |
| 持ち込み条件 | 本人または同居家族が直接運ぶ | 排出事業者本人または同一法人の社員のみ |
| 料金 | 無料または少額(粗大ごみは別途) | 有料(100kg以下:1,500円~) |
| 備考 | 家庭ごみ集積所と併用不可 | 許可業者以外の委託搬入は不可 |
■ 事業者が持ち込む場合の注意点
- 持ち込めるのは「事業系一般廃棄物」のみ(産業廃棄物は不可)
- 紙くず、生ごみ、木くず、布などが対象
- 業者委託による持ち込みは不可(自ら搬入することが条件)
- 料金は搬入重量に応じて発生(100kg以下:1,500円、超過分は追加)
- 搬入前に京都市の環境政策課や施設へ確認がおすすめ
■ 参考施設(京都市)
東北部クリーンセンター:左京区静市市原町1335番地
南部クリーンセンター:伏見区横大路八反田29番地

