枚方市の事業ごみの知識

枚方市の事業系ごみの捨て方

枚方市の産業は、多様な分野で発展しています。商業やサービス業が中心で、特に枚方市駅周辺にはショッピングモールや飲食店が立ち並び、住民の生活を支えています。
また、製造業も機械部品や金属加工を中心に一定の存在感があり、市内の工業団地には中小規模の企業が集積しています。医療・福祉分野も充実しており、大型病院や介護施設が地域の雇用を生み出しているほか、教育機関が多く、学生向けの経済活動も活発です。
さらに、一部地域では農業が行われ、地元産の新鮮な農産物が地域の食文化を支えています。枚方市では、商業・工業・福祉・教育といった分野が地域経済に貢献しています。

枚方市の事業ごみの捨て方

廃棄物は、家庭から発生する「家庭系ごみ」と事業活動に伴って発生する「事業系ごみ」に区分されます。さらに、事業系ごみは「事業系一般廃棄物」と「産業廃棄物」に区分されます。

・事業系一般廃棄物…事業活動に伴って発生した廃棄物で、産業廃棄物以外のものをいいます。例えば、食べ残したものやリサイクルできない感熱紙などが該当します。
※事業系ごみを家庭系ごみとして排出することはできません！！
枚方市では事業系ごみを家庭系ごみの収集場所へ排出することは出来ません。事業系ごみは自ら処理するか許可を受けた許可業者等に収集運搬委託をして適切に排出してください。
枚方市の一般廃棄物収集運搬許可業者一覧（枚方市「事業所（会社・店舗・事務所など）のごみはどのように処理したらよいですか。」）

・産業廃棄物…事業活動に伴って発生した廃棄物のうち、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」及び「廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行令」で定められた金属くずや廃プラスチック類などを含む２０種類のものをいいます。

・廃棄物の適正処理
事業活動に伴って生じた廃棄物の処理を委託する場合には、事業系一般廃棄物と産業廃棄物に適正に区分し、枚方市より許可を受けている処理業者などに委託して、適正に処理してください。 廃棄物を適正処理するためには分別することが大切です。廃棄物が発生した時点で、処分先や処分方法ごとに分別しましょう。

・事業系一般廃棄物（注）それぞれの品目は業態によっては産業廃棄物に該当する場合があります。
紙ごみ…段ボール、雑誌、OA用紙、 新聞紙、紙製の容器など
生ごみ…食品の売れ残り、残飯、 茶殻など
木・枝…不要となった木製品（棚、割り箸、たんすなど）、せん定枝など
その他…天然繊維製品、畳（本畳）、天然皮革製品など
※事業系一般廃棄物は枚方市の許可を受けた収集運搬業者に、処理を委託してください。なお、事業系ごみを家庭系ごみの収集場所へ排出することや、自ら清掃工場に搬入することはできません。
枚方市の一般廃棄物収集運搬許可業者一覧（枚方市「事業所（会社・店舗・事務所など）のごみはどのように処理したらよいですか。」）

枚方市が許可する一般廃棄物収集運搬業者に処理を委託した場合は、 次のルールを必ず守ってください！
その１．枚方市の清掃工場では廃プラスチック類などの産業廃棄物を処理できないため、引き渡さないでください。
その２．可燃物、不燃物は厳格に分別し、『無色透明または白色半透明の45リットル以下のポリ袋』に入れて出してください。
その３．ごみの発生抑制、再利用、リサイクルを積極的に行い、ごみの減量に努めてください。 特にリサイクルできるもの（紙ごみなど）は、リサイクルをお願いします。

・産業廃棄物
廃プラスチック類…プラスチック製品、発泡スチロール、タイヤなど
金属くず…缶類（アルミ缶、一斗缶など）金網など
ガラスくず、がれき類…窓ガラス、レンガ、 びん類など
廃油…食用油、鉱油など
大阪府の産業廃棄物処理業者一覧（大阪府-産業廃棄物処理業者名簿）

参照：枚方市「事業系一般廃棄物の減量及び適正処理の手引き」

枚方市の事業系一般廃棄物の相場

枚方市で事業系一般廃棄物の収集運搬処分を業者に委託した際の料金相場を見ていきます。
まず枚方市の事業所が事業系一般廃棄物を排出した際、行政が運営する処分場に運び込まれます。
処分場では、１回の搬入につき、10kgあたり120円の処理手数料が必要です。（令和７年12月から10kgあたり150円に改定されます。）
そのため、事業系一般廃棄物の収集運搬処分にかかる料金は、「10kgあたり120円（令和７年12月から10kgあたり150円）の処分費+（運搬費+作業費）×収集頻度」の価格が相場となります。
当サイトでは簡易見積ツールがございますので、興味がある方はぜひお試しください。