京都市の新聞・雑誌などの紙ごみはどう処分する?回収ルールと注意点【法人向け】
新聞や雑誌などの紙ごみは「資源ごみ」としてリサイクル対象になりますが、法人が出す場合には特有のルールや注意点があります。本記事では、京都市内の事業者が新聞・雑誌を含む紙ごみを適切に排出・処分するためのポイントをわかりやすく解説します。
【京都市】事業所から出る新聞・雑誌などの古紙:公式情報のまとめ(2026年10月22日確認)
- 家庭ごみの収集には出せません:事業所のごみは量にかかわらず、市の定点収集や資源物の拠点回収には出せません。
- 処理の方法:市の許可業者(一般廃棄物収集運搬業)に委託するか、クリーンセンターへ自分で持ち込みます。許可のない不用品回収業者への委託は違法です。
- 紙・段ボールの扱い:平成28年4月から、事業者はリサイクルできる紙類(段ボール・新聞・雑誌・OA用紙など)を分別する義務があり、クリーンセンターには搬入できません。古紙回収業者や契約中の業者に引き渡します。シュレッダーくずも市の事業者向け分別表ではリサイクル可能な紙に分類されています。機密書類は対応できる業者に相談しましょう。
- 自分で持ち込む場合:東北部クリーンセンター(左京区)などへ事前予約制で持ち込めます。手数料は100kgまで1,500円、超える分は10kgまでごとに200円(令和5年10月〜)。南部クリーンセンターは令和8年1月の火災後、小型の燃やすごみに限って受け付けています。なお、許可業者が搬入するごみの手数料は令和7年4月から10kgごとに150円です。
ご家庭から出る新聞・雑誌は、京都市「ごみの分け方・出し方」を確認してください。
出典:京都市「事業ごみの出し方」/京都市「持込ごみ」。料金やルールは変わることがあるため、最新の情報は各公式ページでご確認ください。
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新聞・雑誌などの紙ごみは「資源ごみ」でも事業系対象
家庭系ごみとの違いに注意
京都市では、家庭から出る新聞や雑誌は「資源物」として無料で回収されますが、法人や事業所から出る紙ごみは「事業系ごみ」に該当します。事業活動に伴って出る紙ごみは、市の通常の資源回収ルートでは回収されないため、自主的な回収依頼や処分が必要です。
「資源物」として扱える条件とは?
紙ごみがリサイクル可能な「資源物」として扱われるためには、汚れがなく乾いた状態で、種類ごとに分別されている必要があります。新聞・雑誌・コピー用紙・パンフレットなどは資源対象になりますが、感熱紙やカーボン紙、写真用紙などは対象外になる場合があります。
リサイクルできる紙の例
リサイクルできる紙の表
以下のような紙は、適切に分別・保管すれば再資源化が可能です。リサイクル対象として積極的に回収されるため、まとめて排出することでコスト削減にもつながります。
| 分類 | 主な例 | 注意点 |
|---|---|---|
| 新聞紙 | 日刊紙、折込チラシ | ひもで十字に縛る。ビニールは外す |
| 雑誌・書籍 | 雑誌、カタログ、マンガ本、週刊誌など | 金属製の綴じ具やCD付録は外す |
| 雑がみ | コピー用紙、封筒、紙袋、包装紙、お菓子箱 | 汚れ・濡れに注意。窓付き封筒はフィルム除去 |
| 段ボール | 段ボール箱、梱包用の板段ボール | テープ・金具・ラベルは除去 |
| 紙パック | 牛乳パック、ジュースパック(内側が白) | 洗って開いて乾かす |
※リサイクル対象外:感熱紙(FAX用紙)、写真、カーボン紙、油で汚れた紙、ティッシュ、衛生用品など。
紙ごみの排出方法と保管のポイント
まとめ方・汚れ・雨濡れへの配慮
新聞や雑誌を排出する際は、ひもで十字にしっかり縛ることが基本です。紙袋や段ボールに入れて出すと中身が確認できず、回収不可になることがあります。また、雨濡れや油汚れがあるとリサイクル不可になるため、屋内で保管し、晴れた日に出すなどの工夫が必要です。
一時保管で注意すべき点(放置・混載NG)
紙ごみは可燃物のため、長期間の放置は火災リスクになります。特に倉庫などに山積みして保管する場合は、消防法上の配慮が必要です。また、紙以外のごみ(プラスチック、金属など)と混載しないよう注意しましょう。混在物があると全体がリサイクル対象外になる恐れがあります。
回収方法(定期・スポット・自己搬入)
法人の紙ごみ回収には主に3つの方法があります:
- 定期回収:契約業者が定期的に回収
- スポット回収:一時的に多量の紙ごみが出た場合に依頼
- 自己搬入:許可を受けた処理場へ自社で持ち込む
「雑がみ」も忘れずに分別・排出を
新聞・雑誌・段ボール以外の紙製品である「雑がみ」も、適切に分別すればリサイクルが可能です。紙袋、封筒、菓子箱、包装紙などが該当します。
- 濡れていない・汚れていない紙のみを出すこと
- 金属・プラスチック(ホチキスやフィルムなど)は取り除くこと
- 種類ごとにまとめてひもで縛るか紙袋に入れること
詳しくは京都市のパンフレット(PDF)をご覧ください。

無料で出せる場合と有料回収になるケース
無料回収の条件(専ら物、量がまとまっている等)
古紙業者によっては、「専ら物(もっぱらぶつ)」として扱われる新聞や雑誌を、無償で回収するケースがあります。特に、同じ種類の紙が大量にまとまっている場合(例:新聞のみが数百部単位など)は、リサイクル価値が高く、費用がかからないこともあります。
少量・汚損・混在物の場合は費用がかかる
一方で、少量の紙ごみや、複数の種類が混ざったもの、汚れ・濡れがある紙ごみは、有料での回収になる可能性が高いです。リサイクルに手間がかかる場合は費用が発生するため、排出前に仕分けと保管をしっかり行うことがコスト削減につながります。
紙ごみの処分依頼方法と業者の選び方
回収エリア/対応品目/契約の有無を確認
処分を依頼する際は、業者が京都市内を回収エリアとしてカバーしているか、新聞や雑誌などの紙ごみに対応しているかを事前に確認しましょう。また、定期契約が必要かどうか、スポット対応が可能かも重要なチェックポイントです。
法人対応かどうか、見極め方
家庭向けの回収業者では、法人からの依頼に対応していないケースもあります。「法人対応」「事業系廃棄物対応」の記載がある業者を選び、見積もりや契約条件を明確にしてから依頼するようにしましょう。
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