リサイクルとSDGsの概要
リサイクルとは
リサイクルとは、使用済みの資源や製品を再び資源として利用し、新しい製品の原材料として活用する取り組みのことです。 資源の有効活用や廃棄物の削減、環境への負荷を軽減することを目的として行われています。
リサイクルには、処理方法や再利用の仕組みによっていくつかの種類があります。
マテリアルリサイクル
廃棄物を原材料として再利用し、新しい製品の材料として活用する方法です。
- 例:ペットボトルを再利用して衣類や繊維製品を製造する
ケミカルリサイクル
廃棄物を化学的に分解・処理し、新たな原料や燃料などに変換する方法です。
- 例:プラスチックを化学処理して燃料などに再利用する
サーマルリサイクル
廃棄物を燃焼させ、その際に発生する熱エネルギーを回収して発電などに利用する方法です。
- 例:廃プラスチックを燃焼させて発電に利用する
SDGs(持続可能な開発目標)とは
SDGs(Sustainable Development Goals)は、2015年に国連で採択された国際目標で、持続可能な社会の実現を目指すための17の目標で構成されています。
リサイクルや廃棄物管理は、資源の有効活用や環境保全に関係する取り組みであり、SDGsのいくつかの目標とも深く関連しています。
SDGsの主な目標
- 貧困をなくそう
- 飢餓をゼロに
- すべての人に健康と福祉を
- 質の高い教育をみんなに
- ジェンダー平等を実現しよう
- 安全な水とトイレを世界中に
- エネルギーをみんなに そしてクリーンに
- 働きがいも経済成長も
- 産業と技術革新の基盤をつくろう
- 人や国の不平等をなくそう
- 住み続けられるまちづくりを
- つくる責任 つかう責任
- 気候変動に具体的な対策を
- 海の豊かさを守ろう
- 陸の豊かさも守ろう
- 平和と公正をすべての人に
- パートナーシップで目標を達成しよう
排出事業者が考えるべきポイント
事業活動で廃棄物を排出する企業は、リサイクルの推進や環境負荷の低減を意識した廃棄物管理を行うことが重要とされています。
適切な廃棄物の分別と管理
- 一般廃棄物と産業廃棄物を区別する
- 再利用可能な資源を分別する
リサイクル可能資源の活用
- 企業内での資源の再利用を検討する
- 地域のリサイクル事業者と連携する
環境負荷の低減
- 廃棄物の発生を抑える取り組みを行う
- リデュース・リユース・リサイクルの考え方を取り入れる
法令遵守と適正処理
事業者が排出した廃棄物については、排出した事業者自身にも管理責任があるとされています。 この考え方は排出事業者責任と呼ばれ、廃棄物処理法の基本的な考え方の一つとされています。
- 廃棄物処理法に基づいた適正処理
- 無許可業者への委託を避ける
まとめ
リサイクルとSDGsは、資源を有効に活用し、環境への負荷を減らすために重要な取り組みとされています。
排出事業者は、適切な廃棄物管理やリサイクルの推進を通じて、環境保全に貢献するとともに、企業の社会的責任(CSR)を果たすことにもつながります。

